違うソフトで作成した複数種類のDsiplacementを合成したい!ということがよくあると思います。
今回はそれを簡単に紹介します!
Ai Addを使う
この二枚を合成します。(このプレビューテクスチャは視認性を上げています。)
それぞれレンダリングするとこんな感じです。
この二枚の画像のDisplacementを合成して一緒に反映させましょう。aiAddノードを作成して
このようにノードをつなぎます。
このDisplacementは中間値が0のものですので、シンプルにadd(足し算)で大丈夫です。
これでレンダーすると
こうなります!
簡単ですね!
ai addじゃなくても2つのinputを足し算するノードがあれば同じ結果になるはずです。
Displacementの中間値の確認
各ソフトでDisplacementを作成する際にそのマップの基準値を気にする必要があります。
ZbrushでDisplacementを書き出す際にはこちらのパラメーターを設定します。
読み込んだマップの中間値をアーノルドに指定してあげるのはここです。
Displacementは変形する際に基準値から高い数値は膨らみ、低い数値はへこみます。
もし中間値が0.5と0のDisplacementマップがあった場合はaddで合成して、アーノルドの中間値の設定を0.5にしてあげれば大丈夫です。
うまく使いこなして表現力を上げていけるといいですね!
それではまた次回!